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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2024
04,20

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2019
07,20
こんにちは!
3年ベースの一ノ渡です。

遅くなりましたが、水曜日の練習のブログです。
今週の水曜から、いよいよ定演に向けての練習がスタートしました!

さて、今回扱ったのは、みんな大好き「新しい歌」です。
信長先生の作曲もさることながら、詩がいいですね、詩が。
ガルシア・ロルカの詩は、実は去年の定演の男声ステージで歌った曲集「思い出すために」の4番「ぼくが死んでも」の歌詩の元ネタになってるんじゃないかと思ってます(直接の作詩は寺山修司ですけど、非常に似た詩がロルカにあるからです)。
寺山修司も信長先生もロルカが好きなんですかね^ ^

ロルカ詩集を買って読んでみましたが、いろいろ発見がありました。
ここで全部書くと長いので、ロルカが少年だった頃をぼくなりに想像し、
詩にしてお伝えすることにしました。
ロルカ少年の感受性がどういうものであったかを想像することは、ロルカの詩を理解することに繋がるんじゃないかと思います(ほんとかな)。


川辺にアネモネの花が咲いている
オレンジ畑の中でロンドを踊っている娘たちがいて
オーレオーレというかけ声が聞こえる

闘牛士のいなくなった広場にぼくはぼつねんと立って
いかほどか前に繰り広げられた生と死のドラマについて考えていた
死は恐ろしいものだろうか

ぼくは誰かを待っていた
ぼくと一緒に歌を歌ってくれるやつはいないか
できあいの歌なんて歌わない

空を見上げると
ぽっかり大きな雲が近づいてくるのが見えた
ぼくはポケットからひとつかみのオリーブを取り出すと
雲へめがけて放擲した


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