2014 |
06,21 |
皆さんこんばんは。三男のずがつく人の片方です。声がより低い方、と言ってしまうと団員のみなさんにとっては答えですね。
最近領収書を扱うことが多いのですが(ソーノ関係ではない)、本当にかさばるし、管理が面倒です。この社会でお金を正確に記録しておくために膨大な量の領収書が使われ、そのためにさらにお金がかかる、というサイクルが繰り返されていると考えていると、なんだか不思議な気持ちになってきますね。ヒトとはなんとお金に縛られた生活をしていることでしょう。
まあそんな独り言はさておき、最後の上級生練について、筆を進めていきましょう。
この日は、合同曲をソーノの上級生だけで練習できる最後の機会。もうそんなところまで来たのか、としみじみ思います。
私は授業などがあり体発の最後にしか顔を出せず、和音をはめる練習を聴いていたのですが…今日はなかなか苦戦していたようです。長調のはずなのに「それ短調だよ」とテナーパートリーダーに指摘されてしまいましたね。
ベースのパート練習と合わせではVACATIONとMid-Winter Wakingを、二声ではMid-Winter WakingとMy Old Kentucky Homeを、練習しました。それぞれの曲を「歌」にしていく大詰めです。これまでの指示をしっかり体に覚えさせるのはもちろんのこと、曲にそれぞれがくらいつき、同時に周りと合わせていかなければいけません。言葉や音のタイミング、和音の響きなどを、しっかり「感じ」ていきましょう。
この日の課題は、やはり自分以外を「聴く」ことだったなと感じます。各パートや個人にそれぞれ課題があるのはもちろんですが、それを解決したうえで、聴いて、感じて、合わせてこそ、他のどんな音楽とも違う、合唱になるわけですよね。
イメージしてみます。たくさんのお客さんの前で、まぶしいライトを浴びて、指揮に合わせて息を吸った次の瞬間、一番最初の音楽が、ホールに響き渡ります。パートごとの掛け合い、受け渡しが滑らかに、音楽を止めることなく進みます。すべてのパートの音が響きあって、ホールを満たします。最後の音の切り際、皆が同じように感じ合って、最後の残響を響かせます。
想像しただけで、ゾクッとしませんか?ステージでできたら、幸せだと思いませんか?
今から、想像してみましょう。本番のステージの上で、自分たちが最高の演奏をすることを。そして、そのために今から何ができるか考えてみましょう。
私がパートリーダーを半年やってきて、強く思うのは、みんなで合わせる合唱だからこそ、最後に求められるのは一人一人、個人の頑張りや、想像力や、感じようとする心なのだということです。パートリーダーとしてはそれは少しもどかしくもあります。でも、私はきっと皆さんがそれらを持ってステージに乗れると信じています。
さあ、もうすぐ本番です。楽しみになってきましたね?
3年 ベースパートリーダー ひらやま
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