2015 |
11,23 |
任期満了が近づいた、ベースパトリの石垣です。
権力を失った瞬間、一体どんな扱いを受けるのか、今から不安でたまりません←
今日は板橋で行われた通しリハについてお伝えします。
当初「板橋なんて遠くて行くのめんどくせー」と思っていたのですが、家から吉祥寺の東女に行くのよりも短い時間で着いたので、案外楽チンでした。いっそ東京女子大も板橋女子大になっちゃえばいいのに、などと考えている間に、鈴木先生の体発が始まり、通しリハが幕を開けました。
最初は手首から先のみをぐるぐる回し、寝惚けた脳味噌を叩き起こす運動からでした。
権力を失った瞬間、一体どんな扱いを受けるのか、今から不安でたまりません←
今日は板橋で行われた通しリハについてお伝えします。
当初「板橋なんて遠くて行くのめんどくせー」と思っていたのですが、家から吉祥寺の東女に行くのよりも短い時間で着いたので、案外楽チンでした。いっそ東京女子大も板橋女子大になっちゃえばいいのに、などと考えている間に、鈴木先生の体発が始まり、通しリハが幕を開けました。
最初は手首から先のみをぐるぐる回し、寝惚けた脳味噌を叩き起こす運動からでした。
しかし開始後すぐに、本当にすぐに、
「おい、ぼやっとするなよ?」
「漫然とやっている奴が20人はいる」
と激しくお叱りを受けてしまいました。
手首の回しが小さかったり、肘を体につけて固定していなかったりした人がいたことが事態の要因でした。些細なことのようですが、何回も注意されてきたことができていなかったのであり、そうでなくても、本番2週間を切ったリハーサルの初っ端から本気で取り組んでいない人というのは、まさに
「じゃあなんでここにいるんだ?」
という疑問を想起させずにはいません。
先生も同じお気持ちだったのでしょう。その後も同じものを目指さない者に居てもらう必要はない、他の場所と同様ここもそんな者の居場所ではない、といったお話があり、遂には、
「技系も何でこんな奴を放置してるんだ?何で追い出そうとしない?だから運営がぬるいんだ」
と言われてしまいました。何も申し上げられませんでした。
確かに今年の技系は、びゃーっと叱り飛ばすことがほとんどありませんでした。それを指して「ぬるい」と言われれば、事実だから抗弁のしようもありませんが、じゃあみんなもぬるくていいのかと言えば、そうなのでしょうか?
それとも一人一人が脳天使ってちゃんとできるようになるまで、技系が叱りながら一挙一投足指示をして、厳しく統制したら満足してくれるのでしょうか?そんなことは技系の体が10個あるか、1日が240時間あるか、1週間が70日あるかしなければ不可能です。手首くらい、しっかり回してくれよと思います。
先生がおっしゃった通り、「一人一人が選手」なのですから、相応のパフォーマンスを生み出すだけの努力と行動が、期待されてもいいはずです。そうでなければ、自分で去って行くか、誰かに追い出されるかの択一があるのみです。
先生が本気で追い出しを技系に使嗾しているとは思いませんが、その気になれば技系はいくらでも強権的に"異分子"を排除できるということは知られるべきです。技系がこれまでそうしなかったのは、単にそうするのが忍びなかったからに過ぎないのであって、それ以外の外的制約によってではありません。とことん事態が窮まれば、今からだってそうせざるを得なくなることは十分に想定され得るのです。
自分の振る舞いが自分の未来にどのように影響するのか、その点に十分な想像力を働かせてもらいたいものです。
まあ読んでもらいたい人に限って、この手の文章は読まないもので、これだって虚空に独り言を言うようなものですが…。
すみません、つまらない話はこのくらいにします。
体発の後、「遊声」に引き続き、今定演でもご共演いただきますピアニストの森下先生にも加わっていただき、第一ステージの風に寄せてを練習しました。
どうも今年の我々は、長いまとまりで言葉を語るのが苦手なようであり、先生からは、総体としてどのような歌詞なのか聞こえてこないと指摘されました。
また、いささか表現が大袈裟であるらしく、小川のせせらぎは荒れ狂う釜無川の如き、また、水の小さい影のきらめきはバブル期のミラーボールの如き有り様で、若々しいと言えば聞こえはいいですが、なんとも散らけた感じになってしまっていたようです。風に寄せるはずが、暴風に寄せてしまいます。
(私が一瞬、なるほど青年期とは疾風怒涛の時代なのだなぁ、などと下らないことを考えていたことは内緒です)
ともかく、曲に相応しい爽快さを出さなければならず、平板な無表情との中庸を求めて苦心することとなりました。
続いて女声ステージの練習に移りました。残念ながら、演奏会当日にお仕事のある私のような男声は、業務説明のため外に出されてしまいました。
熱心に担当者の説明を聞く男声の横で、女声は熱心に練習していました。
男声ステージの練習は、山内先生のピアノとご一緒です。
やっふぉーいぃぃ!!!!
こちらもテンポをやや早めに、ねっとりしない感じで演奏することになりました。指揮をよく見るとともに、新しいテンポに早く慣れましょう。
この一回前の練習で確認したお約束事も、割りとできていたのではないでしょうか。この調子で、更にクオリティーを高めていきたいと思います。
第4ステージのラターの曲集では、こちらもフレーズ感を大きく取るようにと言われてしまいました。歌詞の意味を考えたり、音楽的な構造を検討したりすることはもちろんですが、例えばハミングやz~~~(居眠りではない)で歌って、息の流し方を確かめるなど、発声面からのアプローチをしてみてはどうでしょうか。
また、拍の上に英語の子音が来るとどんどん遅れていくことも指摘されました。歌う前に子音(そして母音も)しっかり準備すること。そしてしっかりと体の中に息を通すこと。そろそろできるようになりましょう。マジで。
本番も近づいてきて、心掛けなければならないことも増えてきました。しっかりと一つ一つ、自分のものとして消化して、みんなで同じ方向を向いた合唱団になれるよう、みんなで一つの音楽を奏でられるようにしていきましょう。
もしそうする上で、何か困ったことがあれば、一人で解決しようとせず、遠慮なく技系に相談してください。コンサルタントや占い師を呼んだら金がかかりますが、いのちの電話相談と技系はタダで利用できますブラックな職場だぜ。どんどん使って下さい。
技系たるの責を負う身としても、任期が残り少なくても、なるべくならその責を果たしたいと思うのです。きっといのちの電話相談もそうでしょう(ホントか?)。
殊に今季の私は、二年生をこき使いすぎたために、退任後背後から刺されかねません←
人の役に立てるのも今のうちなので、ぜひ石垣のささやかな願いを叶えてやって下さいm(_ _)m
ベースパトリ 石垣
(ベースのみんなはきっと優しいって信じてる)
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制作:
東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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