忍者ブログ

CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

«[PR]»

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2013
01,20
こんにちは。受験生はセンター試験1日目。この日は外部施設での練習でした。
今期初の外部練!練習内容も普段とは一風違った、スペシャルなものでした☆

今回のブログは、かつての女指揮が担当します。

6時から練習開始。人はちょっと少なめからのスタートでした。・・・東女生は試験勉強、東大生はセンターのバイトでしょうか。はい。


1 体操・発声

体操は私が担当しました。考えてみると、混声の体操を全体の前でつけるのはおよそ半年ぶり。男声のみなさん、お久しぶりです。
今回は、私のかねてからの希望で、男女声混合で体発を行いました。常々、男女間で何となく溝があるのがいやだな~と思っていたのです。ひとつの混声合唱団なのですから、お互いの声を聴きあうことを考えても、混ざった状態で体発を行うことは効果的です。
(今度は発声時のペアも、男女で組ませてみようかな^^)
積極的に混ざっていきましょう!

頭の体操からはじめ、徐々に身体をほぐしていき、少しだけ筋トレも。後半はブレスを意識しながら、だんだんといい声を出すための身体をつくっていきました。

体操を終え、本当はこのまま発声もつけたかったのですが、じゃっくが「それはどうしても譲れない!」ということだったので、泣く泣く彼にバトンパス・・

今回は、テスト期間で一端混声練が途切れるので、藤丸先生のヴォイトレと、最近の発声(担当まるほい)で扱ったことの総復習がテーマでした。ポーズをつけながら、息の流れや体勢の捉え方を丁寧に確認しました。
nハミングから徐々にngoとシフトさせる練習では、nでつかんだ響きを生かしたままO母音を歌うことがポイントでしたね。少しでも気が緩むと、Oになった瞬間にnを無視した前に倒れた発声になってしまうので要注意です。ハミングからngoへのシフトが苦手な人は、まずは「んご、んご、んご」(←リンゴ、でもOK!)と鼻濁音の「ご」だけを鳴らす練習をしてみることをお勧めします。感覚が掴みやすくなると思いますよ♪
発声の最後は、ぐちゃぐちゃのフォーメーションのままカデンツ。周りにいる他パートの人の声と、自分の声を、全体のハーモニーの中に溶け込ませるということはなかなかに大変ですね。今回、普段より耳を使って聴き合おう!という意識を持つことができたのではないでしょうか。長調・短調、共にやってみて、全体としてまだまだ短調への親しみは薄いかなという感じがしました。これから慣れていきましょう。


2 「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」リズム練

次回の混声練からは、「遊声」単独曲の2曲目となる「明日ハ~」の音とりが始まります!(大好き!楽しみ!)その練習に先駆けて、リズムの確認を全体で行いました。
この曲、なんと言っても各所に散らばっている、付点8分音符と16分音符の「ターンタ」のリズムが崩れてしまったらお話になりません。しかもタイでつながって音がリンクすることより、さらに複雑なリズムが生まれています!なんとまあ。
はじめは細かなリズムにみんな苦戦している様子でしたが、手を叩いて紛らわしいリズムを明確にしていく練習を繰り返したことで、後半は全体でも精度が上がってきました。・・続きは30日のパト練で♪リズムもさることながら、音とりもなかなか苦戦しそうな模様です。これが、武満わーるど。気合いを入れて頑張りましょう。


3 お楽しみ(・∀・)

さてさて、お待ちかねの!本日のメインイベントは・・・「技術系以外の人が、全体の前で合わせ練習をつける」でした。このタイトル通り。1、2年生から各3人が選出され(勿論メンバーはその場で決定)、彼らに数小節ずつ合わせをやってもらいました。今回の課題曲(!)は「ひとり林に・・・・」と「ぜんぶ」。どちらも、今期になって学指揮による合わせを経た曲たちです。


まずは指揮を振ってくれた方々、本当にありがとうございました。

やすか・・女指揮だもん。そろそろ前に立つのは手慣れたものでしょうか。女声練、楽しみにしています。

山ぴー・・「表情を一瞬で明るくし、かつ自分の中の空間を広くとる」ための画期的な方法を伝授してくれました。みなさん、これからばんばん使いましょう。

ふくそーむ・・日本語が自然に流れて聞こえるように、練習をつけてくれました。楽譜に並んでいるひらがなを「言葉」として聴かせることは、なかなかに大変なのです。

れいらちゃん・・入りのタイミングのずれを鋭く察知し、1年生だとは思えないような緊張感のある合わせでした。厳しい指示に男性陣もたじたじ。

DIN☆内・・さすが、「遊声」で指揮をされているだけのことはありますね。キレのある指揮。彼にも、入りのタイミング(こちらは女声に対して)を何回も注意されてしまいました。

さとえり・・サビに向かうところのディナーミクの感じ方を指摘してくれました。1番大変な箇所を、4人で頑張ってくれたソプの子もありがとう。

かず・・一度、指パッチンで指揮をやってみたかったという彼。なかなか様になっていましたよ。作詞者の意図を考えて、踏み込んだところで指示を出してくれました。


前に立った人はとてつもなく大変だったと思いますが、受ける側としてはとても楽しい練習でした。

今回の練習の意図には「指揮者の指示待ち、受け身の姿勢にならず、自分から音楽を作っていく主体的な姿勢を取り戻してほしい」という技術系からの思いがありました。普段、学指揮が当たり前のように合わせをつけて、我々練習の受け手はそれに合わせて何となく歌うだけという意識が、少なからずあったのではないでしょうか。何もレスポンスのない歌い手を、自分一人だけの力で思った方向に向かわせるという指揮者にかかる労力は相当なものなのです。(今回、前に立った人はそのことがよく分かったと思います。)
指揮者が歌い手に何を求めているのか、どのようなメッセージを発しようとしているのか。それを受信するためのアンテナを常に立たせているだけで、練習の雰囲気は変わるものです。指揮者も指示を出しやすくなります。それだけで、練習効率が格段に上がるとは思いませんか。

今回、全員が指揮者の指示を聞き漏らすまいとして集中し、ほどよい緊張感の中で精度の高い合わせ練習が行われました。まさに、合唱団としての理想像、あるべき姿ですね。
今回の練習を通して感じたことを、今後に生かしていけたらと思います。


最後の方、真面目になってしまいました。。
レポートの合間に書いていると自然と堅くなってしまうようです。

それでは。

東女生は、残りのレポート、試験勉強頑張りましょう。そして男声は、来週からいよいよ新歓曲の男声練が始まりますね。やまべ、頑張れ!

次回の担当者は誰かな。技術系ではなく、一般団員にバトンパスします。

ごきげんよう。


アルトパトリ
山下奈緒子
PR
プロフィール
制作:
東京大学コーロ・ソーノ合唱団
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ソーノtwitter
ブログ内検索
カウンター
バーコード

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP
忍者ブログ[PR]