2015 |
07,12 |
このブログの一つ一つの記事は、「練習」とか「合宿」とか、さまざまなカテゴリに分類しながら投稿されています。そして、驚くことにこのブログには、「反省会」という記事カテゴリがあります。
自分の演奏を、冷静に聴く瞬間。それは、楽しみでもあり、怖くもある。演奏会より1週間を経た7月11日は、そんな心ざわつく反省会の1日でした。
自分の演奏を、冷静に聴く瞬間。それは、楽しみでもあり、怖くもある。演奏会より1週間を経た7月11日は、そんな心ざわつく反省会の1日でした。
演奏会の録音を聴き、それをもとに良かった点・反省点など個々人が思うところを、アンケートとして書いてまとめる、反省会はそんなことをします。それを、次なる演奏会にむけてフィードバックして、さらなるレベルアップを図っていくわけですね。
それぞれ、思うところはあったでしょう。それは、ブレスのことであったり、入りのことであったり、表現のことであったり。人によっては物足りなく感じる部分も多かったかもしれません。
しかし、そればかりではありません。演奏を聴くと、当日の気分であったり、雰囲気であったり、情景であったりがよみがえってきます。それを思い出すと、心がほんのり温かくなって、おもわずにやっとしてしまう場面もありました。それだけで、僕としては成功です!
演奏会最後に、客席の皆さんとともに歌った「遥かな友に」「大地讃頌」。個人的には、あの時の情景が忘れられません。演奏会は、けっして演奏者だけで完成させることが できないということを強く感じた瞬間でした。足を運んでくださった皆さんが、歌わないステージにおいても、ともに演奏をして楽しんでいるかのような感覚と いうのが、演奏会では欠かせないのだろうなと、改めて思うことができました。
実はこの日行われたのは、反省会だけではありません。ソーノのエールソング「うたえ春を」の練習もあったのです。
パートごとに分かれての体操・発声から始まりました。我らベース陣、前に立つのは2年生のひろむくん!そして、あわせをつけてくれたのもの2年生の男指揮よしあきくん!!
定期演奏会に向けた練習では、彼らの出番も増えてきます。
それにしても、初めてとは思えない堂々たる指導をしてくれました。さすがですね!
初めてといえば、1年生もこの曲を歌うのは今日が初めてです。定演練習の幕開けとして、ふさわしいものとなったのではないでしょうか。1年生も、次の演奏会に向けた動きを感じられたのではないでしょうか?
ちなみに、全行程が終わったあとは、「いちのじゅいう」にて単独打ち上げが行われました。
打ち上げは肉林の様相を呈し、めっっちゃ楽しかったです。
学生合唱団の歴史は、一年単位の非常によく似た繰り返しで出来ている気がします。
ソーノも例外ではなくて、一年前の仲間達は、今日の私たちに似た問題を抱えていたんじゃないかな、みたいなことを思うことも有ります。でも、それらは似ているようで、確実に違う、各年ごとに少しずつ色の違う集団であるのだなと、3年目になってやっと実感しています。
そしてこれは、演奏の傾向も違う。もし仮に、毎年全く同じプログラムを組んで演奏会をやっても、その演奏は毎回全く違う音色、歌心を聞かせてくれるでしょう。
ブログの記事もそうだと思います。試しに「反省会」カテゴリの記事を読んでみるとよいのではないでしょうか。7つしかないし。
あきた(学指揮)
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東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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