2014 |
06,16 |
こんにちは。みたけです。
代々木オリンピックセンターで、「遊声」4団の合同ステージの練習がありました。
今日は先生練!
鈴木先生に体操・発声・曲のレッスンを、山内先生にピアノ伴奏をしていただくフルコースの日でした。昨年もいらした星美学園小学校の西田先生も見学にいらっしゃいました(昨年のあの日は鈴木先生にずいぶんお叱りをうけた日でした^^;)。
代々木オリンピックセンターで、「遊声」4団の合同ステージの練習がありました。
今日は先生練!
鈴木先生に体操・発声・曲のレッスンを、山内先生にピアノ伴奏をしていただくフルコースの日でした。昨年もいらした星美学園小学校の西田先生も見学にいらっしゃいました(昨年のあの日は鈴木先生にずいぶんお叱りをうけた日でした^^;)。
18時から練習だというのに、日が傾いてもなお蒸し暑い。
西日が照りつけるなかオリンピックセンターに向かって歩いていると、正門のところで鈴木先生にばったりお会いしました。
蒸し蒸しするので女声が体操で気分をわるくしてしまうのではないか、先生は気にかけられていましたが「遊声」のメンバーははたして大丈夫だったでしょうか……。
今日の先生による体操は、頭の体操、末端を動かす軽めの動作から入り、徐々に肩、腰回り、体幹の動作に移ってゆく低負担のメニューからのスタートでした。
それから「腕をあげてキープ」、「片方の膝を床から3センチあげる」などなど「遊声」恒例のつらいポーズが続きますが、先生はテンポよく雑談を交えながら進めてくださるので不思議とつらくないですね(つらくないよ)。
前に立って指導する人の「間の取り方」、それから歌い手側の意識のもちようによって体操の効果が大きく変わってくるのだとつくづく思います。
この日はみぞおちの力の使い方も教えていただきました。
体操参加者は全員鈴木先生のみぞおちに拳を当て(ないし殴打して)、圧倒的みぞおち力(?)を実感するというレアなイベントも。
適度にみぞおちを張るとどうでしょう、息の流れをコントロールしやすくなったのではないでしょうか。
発声では、裏声をとぎって出すことなど、学生の練習では扱ったことのないメニューがあって新鮮でした。
しかし体の全体を使って呼吸すること、息を吸い上げることなど、普段からいわれていることをまた繰り返しいわれ、「こんなことはいわれる前に自分で意識して直すようにしなさい」とのお叱りをうけました。発声練習で注意されそうなことを先回りしてトライする習慣にしておけば、発声練習を短く終えて曲練習にたくさん時間を割けますし、曲練習の最中も発声に気を配りながら歌えるようになるはずです。
いよいよ曲練習!
まずはNino lindo。
学生の練習で歌ったときはこじんまりした演奏にとどまりましたが、鈴木先生の指揮で歌うととたんに広がり、流れ、豊かさをもつ演奏になりました。しかしもっとレガートで、4小節単位、8小節単位で歌うように、そしてラテンアメリカの気質をイメージして歌うように何度も何度も指示を受けました。もうちょっと感性をたててみる必要がありそうです。
難しいことだからこそ、レッスンで浮き彫りになった課題を学生たちで練習してくることが大切です。
そしてIntercession in Late October。
クラスター和音が多用されて独特の音色が広がる曲、その音の世界には畏れの念を禁じえません。
しかし先生によれば、作曲者Lauridsenは神話的で幻想的な詩の言葉を表現するためにこの音を選んだのであり、言葉の発音を決してなおざりにしてはいけないとのことです。
発音のタイミングに感性を働かせること、テンポを見失わないこと、これまた何度も同じことを言われてしまいました。
自分が正しくできているか、耳と頭を使うことの大切さと大変さを感じました。
最後の練習曲はVACATION!プログラムの最後をかざる曲です。
「V! A! C! A! TION!」という冒頭のキャッチーなフレーズが印象的な曲ですが、団員はそのアップテンポな調子に乗り切れたかといえば今ひとつ。「もっと演じようと思いなさい。ただの日本の大学生のままでは見る気がおきない」といわれ、団員は歯切れよさ、ビート感を出そうと奮闘しました。
テノールのSoli部分もノリが足りないといわれ、みんな必死で英語らしいノリを出そうと試みました。すると、
鈴木先生「そうだよ、やればできるじゃないか!」
テナーメン「(笑顔)」
先生「でもここ音量はpだからな(あきれた顔)」
テナー「……はい!」
最後に、見学にいらした西田先生から、演奏会の成功にむけて励ましの言葉をいただきました。
演奏会まで2週間のあいだに何をすべきかはレッスンを通してあきらかになりました。「遊声」の団員、ひとりひとりががんばりましょう。
3年 テナーパトリ みたけ
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東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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