2018 |
01,18 |
こんにちは。
男声指揮者の一ノ渡です。
突然ですが、僕は詩を読むのが好きなので、今回のブログは擬古文調の詩で昨日の練習の様子を書いてみようと思います!
1 外
鉛色の空の中
雨が蕭蕭と降ってゐた
ひとびとの差す色とりどりのあんぶれらは
地面にできた水玉模様
2 体発
前に立った巨人
名前はじやうと言ったらうか
空と同じ鉛色の洋服に
白い色で前衛的な文字が浮かんでゐた
NYC
地べたに座った無防備な人の背中を
もう一人が冷徹な顔をして押していく
地べたの人はかはいさう
紙くずをくしゃくしゃにしたやうに
顔を歪めて世紀末の叫び声をあげる
うーん ゔ うあーん
からだを伸ばしたおかげだらうか
声にはいつもよりハリがある
3 合わせ
外では雨がざあざあ降ってゐて
空はまっくらなのだが
太陽と海と季節の歌をうたふ
OKAZAKIさんの手拍子に合わせて
ひとびとは歌い始める
そぷらのは艶やか
あるとは包容
てなーは引っ込み思案で
べえすはいつもより大人しげ
ラ タリラッタ ラリラリ
混沌から秩序が生まれる
ラ タリラッタ ラリラリ
それはダンスを踊ってゐるやう
ラ タリラッタ ラリラリ
みんなうたってゐる
あァ 今日も楽しかったなァ
鉛色の空の中
私はひとりで帰りませう
一ノ渡
男声指揮者の一ノ渡です。
突然ですが、僕は詩を読むのが好きなので、今回のブログは擬古文調の詩で昨日の練習の様子を書いてみようと思います!
1 外
鉛色の空の中
雨が蕭蕭と降ってゐた
ひとびとの差す色とりどりのあんぶれらは
地面にできた水玉模様
2 体発
前に立った巨人
名前はじやうと言ったらうか
空と同じ鉛色の洋服に
白い色で前衛的な文字が浮かんでゐた
NYC
地べたに座った無防備な人の背中を
もう一人が冷徹な顔をして押していく
地べたの人はかはいさう
紙くずをくしゃくしゃにしたやうに
顔を歪めて世紀末の叫び声をあげる
うーん ゔ うあーん
からだを伸ばしたおかげだらうか
声にはいつもよりハリがある
3 合わせ
外では雨がざあざあ降ってゐて
空はまっくらなのだが
太陽と海と季節の歌をうたふ
OKAZAKIさんの手拍子に合わせて
ひとびとは歌い始める
そぷらのは艶やか
あるとは包容
てなーは引っ込み思案で
べえすはいつもより大人しげ
ラ タリラッタ ラリラリ
混沌から秩序が生まれる
ラ タリラッタ ラリラリ
それはダンスを踊ってゐるやう
ラ タリラッタ ラリラリ
みんなうたってゐる
あァ 今日も楽しかったなァ
鉛色の空の中
私はひとりで帰りませう
一ノ渡
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