2016 |
06,24 |
こんにちは、web管理人です。この日の練習は珍しく七号館で行われました。
普段の教室よりは狭いのですが、傾斜がなく大変体発が行いやすい教室です。ピアノがあるのも良いですね。
さて、今回の体発は学指揮が担当していました。前日の体発に引き続き、ご苦労様です。
頭の体操から始めたのですが、いつまでたってもじゃんけんに負けるのが苦手です。普段から勝とうと思っているのが原因でしょう。また、口と手が別のものを示すというのもなかなかに難しいです。視覚情報を脳で認識して、変換して、口と手におくるのは手数は多くありませんが、並行作業なので容易くなくて当たり前なのですが。
その後は体の前面や、体側を圧迫してブレスをしたり、腕を上げることで肺の空間を広く感じてブレスを行いました。
発声する前にまずリップトリルで一定の量の空気を吐く練習をしました。お恥ずかしながら一年のころからリップトリルが苦手でして、上手くできなかったり、すぐ振動が止まってしまいます卒業までにはうまくできるようになりたいものです。
ハミングに関してですが、私は眉間からビームが出ていることをイメージしながらやっています。皆さんはイメージしながら練習していますか?イメトレは馬鹿にならないのでぜひ実践しましょうね。
カデンツではパートの役割について考えました。アルトは全体にイメージを変える力があります。ただ、強すぎてもよくないので調味料みたいなものだと思っています。うまみがあっても塩気がなければそのうまみは感じ取れません。塩は大切ですね。
パト練では『花と風と』の曲の中から一本を中心に流れではなく、細かく注意すべき点を少しずつ扱いました。特に今回は口の中の空間をつぶさないようにすることをパトリは重視していましたね。特に低い音は空間をつぶしてしまいがちなので注意しましょうね、とのことでした。
体発中に作って維持していた笑顔がパト練中に無くなって、しまうのはとてももったいないです。パト練中に声の出し方を悪化させていたら上手くなるための練習ではなくなってしまいます。
合わせでは、花と風車を前進させていく練習をしました。曲集の一曲目。少し物足りない終わり方でありくいながらにバトンを渡す曲ですが、前進させた方が、物足りなさは増します。物足りなさによって観衆を引き込みましょうね。前進していく際に、指揮者をよく見ることで遅くなることを阻止できます。自分の歌を周囲の音、そして指揮者と気にしなくてはならないことはたくさんありますが、視覚に関するのは指揮者だけですのでよく見てください。速さだけでなく、強弱、曲の流れ、曲想、たくさんの指示をしてくれています。次の歌詞のヒントもくれたりします。本番中緊張で頭が真っ白になっても指揮者を見れば何とかなります。客席ではなく指揮者に注目することで脳内でジャガイモやニンジンに観客を返還する手間が減りますよ。そして素敵な音楽を創りましょうね。
私が担当すると毎回長文になる気がします。以上web管理人でした。