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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2014
10,23
こんばんは。
某Y君はどうやらブラピの物真似ができるだけでなく、時空の超越もできるようになったようです………嘘です更新遅刻ごめんなさい。

<体操・発声>
 本日の体操・発声を指導してくれたのは、最近上腕二頭筋の発達が目覚ましいソプラノパートリーダーです。(諸事情により私は体操に参加出来なかったため、発声風景からお伝えします。)普段は「上級生と下級生でペアを作り、上級生が下級生を個別指導する」という基本的なスタンスがあるのですが、その日私は印象的な一場面を目にしました。あるペアの上級生が下級生へ発声を指導していたのですが、どうやら中々上手い改善方法が見当たらないようです。(その人にしか分からない体の感覚を言葉にする事って、難しいですよね。)「どうしたものか」と考えあぐねている時、隣にいた別のペアの上級生が、その下級生の姿勢を直し始めました。”三人寄れば文殊の知恵”とは、まさにこの事でしょうか。団員の数だけ、様々な経験や知識を持っています。同じ壁にぶつかった者同士が乗り越える方法を共有・伝承できるだけの人の層の厚さを持つ点が、ソーノの長所だなと思いました。

<パート練習>
 「よげん」という曲は、個人的に今までで1,2を争う難易度だと感じています。大きな理由は2つあります。1つ目は、「拍子が変則的」だからです。気を抜くと入るタイミング・切るタイミングを見失います。2つ目は、「テンポが速い」からです。正確な音程の維持が難しい上に、はっきり発音しないと何を言っているのか伝わりません。特にソプラノは高音で歌う時に歌詩の発音が曖昧になりがちなので、正しく強敵と言っても良い曲です。そんな手ごわい曲を攻略すべく、上腕二頭筋たくましいソプパトリ様の指揮の下、ソプラノの民は今日も一生懸命です。歌”詩”を噛み砕きながらゆっくり読んで口を慣らしたり、リズムと音程の精度を上げるためにゆっくり歌ったり、とにかく慎重に練習しました。
 もう1曲は「よげん」とはまた違った難しさを持つ曲でした。簡単に言えば、「大真面目に歌うと、可笑しくて吹き出してしまう」からです。かと言って、カラオケで歌うような気分だと、発声が悪くなります。歌い始めの男声の雰囲気によって、それを引き継ぐ女声の明暗が分かれるでしょう。(←誇張)

<合わせ練習>
 やはり「よげん」はどのパートでも苦戦したようで、あまりの出だしの悪さに「ちょ、ちょっと待って(笑)」と学指揮も思わず指揮を止めて苦笑がこぼれます。しかし、合わせ練だからこそ出来る事が、この曲を攻略する重要な方法だと思いました。それは、「先行する他パートの流れに乗ったり、流れを受け継いだりする」事です。私は、合唱は河のようなものだと考えています。指揮者が止めるまで、音は絶えず流れていきます。五線譜を水の流れに見立てるなら、ソプラノ・アルト・テナー・ベースの4本の川が集まって、合唱の大きな河になります。休符の間は先行するパートを頭の中で歌ったり、指揮を見つつ同じリズムの他パートの歌い手を目の端に入れながら歌ったりすると、入り遅れやリズムの揃いが改善されます。
 もう1曲は練習の最後に、左右に同じパートの人がいないよう立つ位置を変えて歌いました。この方法の良い点は、自分の声がよく聞こえる点だと思います。自分の発声であったり音程であったり、普段上手な人に隠されて気付かなかった問題点を見つける良い機会になります。また、パートが異なるために知らなかった団員個人の歌声が近くで聞ける機会にもなるので、私はパートを混ぜて歌う事が好きです。

 恐ろしい事に、本番1ヶ月前まであと1週間しかありません。1ヶ月なんて、あっという間に風の彼方へ飛び去ります。暗譜テストが始まり危機意識が高まるシーズンの到来ですが、皆様、笑顔を忘れずに体調に気を付けてお過ごし下さい。

文責 朽ち果てた吊り橋を渡りまくっている某3女
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東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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