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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2014
08,15
とうとう、待望の、血湧き・肉踊る夏合宿がやって参りました。遅ればせながら、1日目と2日目の報告をさせていただきます。(3日目から5日目の人、ごめんなさい)

朝、新宿に集合、そこから軽井沢へ、バスに揺られること4時間弱。渋滞で少し遅れたようです。

石田観光農園に到着すると、オーナーの石田さんが、入れ替わりで出て行く共立女子大学合唱団さん、日本女子大学合唱団さんとの、エール交換の場を設けてくださいました。彼女らとはよくこのエール交換で一緒になる間柄で、歌を聞くと、夏合宿に来たな、という実感が湧いてきます。私達もお返しに「うたえ春を」を歌い、お互いの演奏会の宣伝をして、散会しました。

昼コマが始まります。バスの座席で冷房に当たり続けて、すっかり血凍り・肉固まってしまった体を、YMB君の体操・発声でほぐします。彼も言っていましたが、空気が美味しいですね! 合宿中は、文字通り美味しいものを体一杯に吸い込むつもりで、息を吸うことを心がけていきたいものです。

体操・発声のあとは、パートに分かれて「よげん」と「ゆき」の練習をしました。先生練の前ということで(こともあり)、やることは決まっています。…そう、「よげん」をまずは歌えるようにすることです。変則的なリズム、16分音符、非調性的な進行と、一度や二度の練習で慣れられるはずもない要素がこの曲には目白押しです(みなさん、合宿前におさらいはしてきましたかね?)。どうしても「よげん」に多くの時間を割くことになってしまいましたが、「ゆき」にも少し触れて、合わせ練習に向かいました。

合わせでは、パート間の掛け合いのタイミングなどを確認しました。ベースの人間としては、「よげん」でのテナーとの掛け合いがなかなかうまく決まらないのが悔しいですね。

夕飯のあとは、少し開始時間を早めて、山内先生が長めに練習をつけてくださいました。学指揮YMB君が後に「夏合宿最大のピンチだった」と回顧する、「よげん」全曲の初の通しもこのときでした。初めて通すのが、先生の前になるとは! 演奏は途中で3度止まりました。山内先生はただ微笑んでいらっしゃいましたが、YMB君はじめ私達はかなり肝を冷やしました。
先生は、ご自身もピアノパートを演奏されたことのあるこの曲に、特に深い思い入れを持っておられて、無声音の表現などについて、熱心に指導して下さいました。上級生は主に森山先生の曲で、多少は無声音を歌ったことがあるものの、まだ不慣れであり、先生のご指導はとても勉強になりました。最後の「かくしながら」(無声)を、先生の仰るように、「ら」のア母音を強調して歌うと、途端にアクセントのかかっている感じが出たのは、感動的でした。

続けて、「ゆき」の練習です。こちらは、「1、2回しか練習していないにしては、よく歌えている」という過分なお言葉を頂きましたが、音の精度や、ブレスのタイミング、強弱の聞かせ方などで、詰めの甘い点はもちろんあり、直していただきました。最後の「だれかが」はベースが一番上手い、と褒められたのは嬉しかったです。褒められた後の演奏では下手になっていましたが。(苦笑)
山内先生に練習をつけていただくといつも感じるのは、自分(たち)が、和音の「色」をいかにつかめていないか、ということです。いつも直感でなんとなく歌っていますが、山内先生から、「ここは意外な和音」だとか「ここはもっと綺麗な和音」というようなご説明をいただくと、それだけで曲のイメージが豊かになるのを感じます。それを自分たちでやるには、たとえば全体midiや参考音源を聞くとき、和音の「色」に注意するようにするとよいのでしょうね。

初日からかなり充実した練習になりました。明日の先生練も、引き続き気合いを入れて頑張ります!

文責:MRS
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東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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