2014 |
06,16 |
銀河に遍く七千兆余のCoroSonoLife読者の皆様こんにちは。こちら地球から山内がお送りしています。えー、今日本は夏です。知らない方がいらっしゃるかもなので補足しておくと、地球は自転軸が公転面に対して傾いているため、周期的に気候が変化するんですね。で、夏というのはもっとも暑い時期に当たります。暑いです。まさか6月の段階でクーラーを稼働させることになるとは思っていなかった。健康で文化的な最低限度の生活を営む権利として、クーラーに必要な電気代くらいは国が負担すべきだと思います。にゃふにゃふ。
冗談はこのくらいにして練習について書いてゆきましょう。6月11日(水)は駒場にて練習がありました。この日は学指揮のやまべ氏が電車の運転停止で来られなかったりと忙しい日だったのだけれど、皆さんいつもどおりハツラツと練習していました。
僕は例によって体操発声に間に合わなかったのですが(本郷から駒場まで50光分程あります(注:僕の移動速度を光速とします))、カデンツには参加出来ました。らーらーらーらーらー♪ 僕の歌うテナーパートは同じ音が連続するため、気を抜いていると音程が下がってきがちなんですけど、最近はうまい具合にカンニングブレスすることを覚えたので、そういうことはあまり起こらなくなりました。Abide with meのようなゆったりした曲では、このカンブレをどこに入れるかというのが大事になってきます。合唱というのは、単に大勢で同じ歌を歌っているというわけではないのですね、僕らは楽器であり、音の部品なのです。
さて、お次はパート練習です。僕達テナーはパートリーダーみたけ氏の指導のもと、狭くて暑い謎の部屋で練習をしました。なんと空調がないのです。隣の部屋に付属している小部屋みたいな扱いで、その隣の部屋が冷えればここも涼しくなるだろう、みたいな、設計者の怠慢が見え隠れする部屋で、とにかく暑いしジメジメする。もともとテナーの属性として暑苦しさがあるので(ベースには負けるかもしれないけども)、時々扉を開けて換気しないとヤバイことになるところでした。ヤバイ。で、練習したのはRide the Chariot(以下らいちゃり)とAbide with Me(以下あばいど)。らいちゃりはノリが良くて個人的に好きな曲なんですが、時々地味に音程が難しくて、そういうところを繰り返し練習しました。最後のとことか。あと、相変わらず子音に音が載っていない。語の頭をしっかり聞こえるようにするためには、その前にしっかり息を吸い、口の形を準備しておかねばならず、その為にはブレスを上手に取ることが不可欠です。このブレスが難しいのよね。それから、あばいどは最後の「アーメン」という部分が鬼門です。Mに音を乗せなくちゃだし、息をしっかり吸っとかないと持たないし、音程難しいし。ふう。
最後は二声錬です。男声の練習をつけてくれたのは男指揮のあきた氏。パート練習が技術的な部分についての練習ならば、こちらはもう少し音楽的な面についての練習です。相変わらずあきた君は喩え話が上手で、彼の語るイメージを咀嚼しながら、どうすれば歌になるか、ということを考えてゆきます。そういえばあきた君は合宿の練習で、彼がこのソーノに入った理由は、新歓合唱祭の時にソーノが「歌を歌っていたから」だと言っていました。彼の練習は常に、歌を歌うことを根っこに置いているように思います。技術とか選曲とかを超えて、歌を歌うということ。
途中からあきた君の企図によって、男声女声で指導者を交代しました。サトエリ氏が男声の練習をつけてくれることに。(今気づいたんですがサトエリってカタカナで書くと猛烈にサリエリっぽいんですね。大発見だ) 女声側の観点から指摘されると言うのは新鮮で、僕らの無邪気な雄々しさみたいなものを頻繁に叩かれました。楽しくなってくると調和させることを忘れて張り切っちゃうの、気をつけないとですね。
今日は学指揮が来られなかったので、合わせはなくここでおしまい。どういう風に上手になったのか、全体との関わりの中で確認してみたかったな。
ではまた。
3年テナー山内
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東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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