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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2007
12,02
今日は武満徹作詩・作曲の『○と△の歌』を練習しました。
この曲は私たち東京大学コーロ・ソーノ合唱団と東京外大コール・ソレイユ、東京家政大学フラウエン・コール、日本大学合唱団の4団から成る合唱団、「遊声」の第7回演奏会(2004年に開かれた)の4団合同ステージの演奏曲目の一つだったので、個人的には親近感を持って練習に臨むことができましたね。


この曲の練習は今回のみの予定だったので、今回の練習である程度の合唱にまとまればいいな、と思っていましたが、なかなかそう一筋縄ではいきませんでしたね。やはり。
(リズムが難しいのはもちろんのこと)和音を鳴らすのが何と難しかったことか!
聴く分には美しい和音であっても、歌うには難しかったと思います。特に低声は大変そうでしたね。
しかし、最終的には多くの人が歌うのを楽しんでいたように感じられたので、それは良かったと思います。

それでは、今回具体的にどのような練習をしたか、主なものを書き出してみようと思います。

◆最初の内声のユニゾン部分(ちきゅうはまるいぜ~ピラミッドは三角だぜ):内声で揃える練習。完全なユニゾンは、ピッタリ重ならないと気持ち悪いので、よく聴きあってもらう練習をした。確かこの時に内声で円になって聴き合ってもらったハズ。また、メトロノーム1拍を3つに分けて鳴らし、三連符のリズムがきちんと刻めるようにした。
◆8小節目「そらはあおい」から16小節あたりまで:外声と内声で分けて、音を聴きあい、自分の音を見失わないように練習した。
◆16小節からは三度で高声が縦にそろって動くところが鳴るように練習した。(16小節「そらはあおい」から全パートで歌ってもらい18小節からの「ちきゅうはまるい」は高声のみで聴きあう、というような練習)
◆24小節4拍目の内声の音が不安そうだったので、2小節前の「ちきゅうはまるい」から歌ってもらい、その不安そうな音で止める練習をした。
◆26小節からのテナーのメロディラインは、その小節の4拍目の三連符を感じなければ、リズムがグダグダしてしまうので、それを避けるために4拍目をメトロノームで三つに分けて鳴らした。これを全パートで数回繰り返した。
◆27小節からのテナー以外のパートは伴奏の役割をするので、相性の良さそうなパートを組み合わせて動きを揃えたり和音がスッキリ鳴るようにするために練習した。メトロノーム1拍を8分音符で分けて鳴らし、より正確なリズムが刻めるようにした。
※パートの組み合わせは以下の通りです↓↓↓
①バリトン・ソプラノ上②ソプラノ上・アルト下③バリトン・ソプラノ上・アルト下④ベース下・アルト上

今日の練習では、インテンポ(♩=126)ではなく、基本的には96で、最終的には♩=112で合わせました。基本的にテンポ変化は今回は特に気にしないことにしました。
最終的には、♩=96では、割と和音が鳴ってくるようになったのですが、♩=112ではやはりみんな和音の意識をするのは厳しそうでした。

今回、3連符と、付点8分音符+16分音符のリズムの差があまりつけられなかったので、(もしまた、この曲を練習する機会があれば)そのための練習や、もっと歌詩を読み込んで日本語を曲に乗せる練習もしたいと思いました。

・・・次の練習は第二回目のカルテット練ですね!フランス語に負けないようにがんばるぞー!(^O^)

(学指揮I)













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