«一つ前の記事を先に読んでください 「遊声」強化練2日目»

3年テナーのPさん、最高に愉快な記事をありがとう。
いつ終わるのか予測不能な展開に、まったく、ヒヤヒヤさせられたぜ。
この一連の問答は、「うたばん」にお笑い芸人が出演して、
タカさんが曲紹介もさせずに場を切り上げようとしたときに、
芸人さんが即座に「ちょいちょいちょい〜、歌紹介させてくださいよ。
まだ終わらないですよ〜」とつっこむやりとりをお手本に
してるんじゃないのかな。クラシカルなユーモアをありがとう！

さぁ、Pさんとはバトンタッチ、ここからは不肖・こっしーが
「遊声」強化練2日目＠北赤羽の様子をお伝えします！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いきなり衝撃の展開！




なんなんだよこの煽り文！バラエティ番組のCM前キャッチかよ！
見習うべきは「情熱大陸」のように、
”控えめなんだけど、しっかり自分を主張しているテロップ”だろ！




さて、何事も無かったかのように本題に入ります。
朝9時半から夕方4時半まで長丁場に及んだこの日の練習ですが、
午前中は新入生と一緒に、午後は上級生だけで
鈴木先生のご指導を仰ぎました。


起き抜けの強張った体をほぐすためにも、朝コマでは体操に
たっぷり時間を割き、歌うための体を整えました。
新入生にとっては初めての先生レッスンとなりましたが、
どのように感じたのでしょうか。
先生の饒舌なトークの中に、体の使い方にまつわる有意義な情報が
畳み込まれ、なおかつジョークありの密度の濃い二時間弱でありました。
個人的には、山内先生がハードボイルドなグラサン姿で
入室してきた瞬間が、一番ワクワクしました。その御姿をしかと
網膜に焼き付けた事は必ず記しておかなければならないでしょう。


少しばかりの休憩を挟み、
エールソング「あらしのなかに」を練習しました。
「遊声」演奏会の幕開きに、4団が揃ってこの曲を歌い上げます。
今年はどの団にもニューフェイスが多くて、
新歓活動の充実を喜ばしく思いました。
最後に、集合写真を撮影して新入生はここで解散です。
上級生は午後の練習に向けて思い思いに羽を伸ばすのでした…。


午後は、”名前を言ってはいけないあの曲”を中心に練習しました。
僕は、このような思わせぶりな表記をすることは大嫌いなのですが、
この曲を重点的に煮詰めていったのだから、触れないわけにもいきません。
歌い手が、ひとつひとつの場面を想像してそれを繊細に表現することの
大切さが終始説かれました。同時に、音程も合わせつつ
楽譜に書いてある演奏指示を実践することで、
登場人物の心情や情景の美しさが観客に伝わるわけです。
一足飛びに全てをこなすのは難しいですが、演奏会までの2週間、
各自がmidiや音源を積極的に聞き、官能を研ぎすましつつ
丹念に楽譜を見返すことで上達への道が開けるのだと思います。
思います、っていうか皆が知ってる真実ですね。




以上です。導入と本題のテンションの落差が凄すぎますね。
ちょうどよい塩梅で書けるようになりたいものです。さようなら。

堀越