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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2013
05,21
ども、ベースの人です。

5月19日(日)はOCにて「遊声」合同練でした。
山内先生がいらっしゃり、雨・行こうふたたび・河口と一通りの曲を見ていただきました。
うーん、やはり楽譜の読み込みが足りないですかね。楽譜に書いてあることを忠実にこなせなければなりませんね。しかし、書いてあるからそうする、という受動的な形でやっていっても覚えられないし、何より楽しくありませんよね。

皆さんは、合同曲はどの曲が好きですか?
今年の5thSTAGEで演奏する曲は以下です。

1.混声合唱組曲「水のいのち」より「雨」
2.混声合唱曲集「わたしの動物園」より「河童」
3.混声合唱曲「合唱のためのコンポジションI」より「III」
4.女声合唱組曲「美しい訣れの朝」より「お母さん」(女声)
5.男声合唱組曲「月光とピエロ」より「秋のピエロ」(男声)
6.混声合唱のための組曲「旅」より「行こう ふたたび」
7.混声合唱組曲「筑後川」より「河口」

私はどの曲も好きですが、筑後川が一番のお気に入りです。
河口は組曲の終曲ですが、実は河口の中には組曲の1,2曲目のフレーズが使われているんです。曲の頭のピアノなんか、1曲「みなかみ」の主題で、まさに「今生れたばかりの川」を表しているんじゃないかなと思います。曲の頂点にあたる部分も2曲目のフレーズで、持っているメッセージというのも似たものがあるようです。クラシカルな大作ですよね。
行こう ふたたびも似た手筋が使われていて、組曲最後のフレーズが、組曲最初のフレーズと同じなんです。まさしく「行こう ふたたび」というメッセージが感じます。長い旅を経て、疲れきって、しかし猶ふたたび旅へ。本当にこういう詩・曲を書ける人というのはすごいですよね。
筑後川の詩が、人間の目線から川を見ているのに対して、水のいのちの詩というのは徹底してNaturalismですよね。雨として降り、天を焦がれながらも只管に下方へ降りてゆく。やがて海となり、ふたたび天へ昇る。人間は介在しないんですね。(井戸や庭があるから人もいるのだろうけど)水にまつわる曲が3つありますが(雨・河童・河口)、メッセージは全く異なるというのも面白いですね。


長くなりました。他の曲に関しては、他の人に任せましょうかね。やはり曲の魅力を知ることが大切ですよね。組曲の他の曲も聴いて見ましょう。


以下の音源は私が勝手に聞いているものですが、是非聞いてみてください。モチベーションが一気に上がること間違いなしかと思います。

「筑後川」より「みなかみ」

「筑後川」より「ダムにて」

「旅」より「旅立つ日」

「水のいのち」より「水たまり」


以上、筑後川大好きなベースめんでした。
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