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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2012
11,01
この日は東女で混声先生練がありました。
月がとても綺麗な夜でした。

18時から練習が始まり、学指揮が体操発声をつけてくれました。短時間で効果的に歌うための体にする体操でした。
顔が怖いと何回か注意されてしまいました。辛くても、辛いときほど笑顔です。

19時に山内先生がいらっしゃり、先生練開始です。「風に寄せて その2」を中心に練習しました。
まず、学指揮の指揮、男指揮のピアノで一度通しました。
ピアノの聴かせどころを分かっていないと、先生からご指摘を受けたのが印象的でした。この組曲はピアノもとても魅力的なので、ピアノももっと聴きながら歌えたらと思いました。

楽譜のp38〜p45あたり。個人的にこの箇所がとても好き。
テンポ変化、強弱変化が特に多くある箇所ですが、中々に苦戦していました。
作曲者がこの詩を音楽として上手く伝えるための工夫なので、その意図を汲むことが出来れば共感して自然に歌えると思うのですが、実際歌うのは難しいですよね。
場面が変わるところでは、前後を繋ぐ役割を担っているパートが大事になってきます。
先生にそのあたりを中心にみて頂きました。

冒頭〜p36あたり。
静かな男声のハミングから入り、女声が静かに歌い出すという冒頭ですが、静かであればあるほどいいと思います。
また、テンポも早くはないので、数えた感じではなくゆったり(たっぷり)と歌うようにと言われました。発声に関係してきますが、歌い出しをきれいにとも言われました。
この場面があるからこそ、後半の盛り上がりが更に生きてくると思うので、後半との兼ね合いも考えつつ歌いたいと思いました。

「その2」で立原道造が言いたいことは「風はどこにいる 風はとほくにいる」におよそ集約されていると思うので、もちろん他の箇所もそうですが、とりわけ格好良く歌いたいと思いました。ベースはあまりこの歌詩は歌えないのですが、他パートをしっかり支えたいと思います。

全体を通して、パート間での掛け合いが頻繁に出てきます。しっかり発音しないと何を言っているか分からず、掛け合いの効果が薄れてしまいます。タイミングも決めないとやはり何を言っているか分かりません。
主役になり目立つところ、裏方に回り主役を引き立てるところがあると思いますが、主役と引き立て役のバランスを考えることが大事です。このあたり、普段から言われていることですが、周りをよく聴くことが重要になってくるでしょうか。

最後に、先生アンコールを一回歌ってこの日の練習は終わりました。

今回の先生練を経て、楽譜をもっとよく読み込まないとな、と痛感しました。歌詩の意味と音楽での表現がどう対応しているかを考えるのも楽しいと思います。
録音音源もアップされると思うので、しっかり聴いて復習しましょう。今回の練習で指摘されたことは、この曲に限らず他の曲に取り組むときにも注意すべきことばかりなので、楽譜を見ながら自分で考えてどんどん応用していきましょう。
本番まであと一ヶ月ですが、この一ヶ月で大きく伸びることが出来るはずです。
頑張って行きましょう。


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