2011 |
12,04 |
11月26日土曜日、なかのZERO大ホールにて第58回定期演奏会が開かれました。
前夜は興奮のためになかなか寝付けず、朝も5時半頃の目覚めで、小学生の遠足当日朝のような爽やかな一日の幕開け。
早まる呼吸を落ち着けながらなかのZEROへ着き、会場準備が始まると、ああ、今日でいろいろと最後なんだなあ、としみじみ感慨に浸り・・・
「ごめん、ちょっとどいて」
怒られました、いかんいかん。
そうこうしているうちにゲネプロへ。開始間もなく、鈴木先生より喝が入ります。演奏会当日のムードに飲まれ落ち着きがなくなっている団員に、こんな時だからこそ、冷静に頭を回せ、先を読んで動けとのお言葉。身が引き締まります。浮き足立っていた自分に反省・・・
曲の最終確認に入り、リハからの2週間で修正を重ねた学指揮・女指揮のタクトを見て、上手くなってるなあとか、よく直せたなあとか、すごいなあと思いつつ、明日から彼らの指揮を見るのは当分お預けというのを考えると、なんだか寂しく・・・
私の合唱経験というか音楽経験の中で恐らく最難関だった4ステ「あなたへ」、先生のご指導のもと最後の微調整をしつつ、「みんなよくこんな曲歌えるようになったよなあ」と成長を実感、そんな事ばっかり考えてました。
ソーノにとってイレギュラーや困難の連続だったこの一年、それが間もなく終ろうとしているのかと考えると、「これは本番泣くしかないなあ。」と、ゲネプロの段階から私の涙腺は瓦解を始めておりました。
そして、本番
エール、そして1ステ
冒頭は私のピッチパイプソロ
(っていうぐらいけっこう緊張しました)
よし、ちゃんとポケットに入ってる
ああ、持つ手が震える
音を確かめて、吹く
あ、良かった
わりと綺麗に鳴った
モタモタしてすみません・・・
「Dubra宗教合唱曲集」
この1年を象徴する曲集というか、とにかく思い出の詰まった4曲です。
58回定演期技術系陣の汗と涙の結晶ですよね。
とにかく難しかったし、ラテン語も大変でした。
が、本当に素敵な曲集だなあと思いながら、地震・新歓・「遊声」・・・いろいろなことを思い出しながら歌っていました。
私は調子悪くてあまり声出ていませんでしたが。
女声ステージ「光る砂漠」
舞台袖で聴いていましたが、本当にロマンチックで素敵でした。
合唱史に残る名曲ですが、その良さがふんだんに出ていたと思います。
男声ステージ「見よ、かの蒼空に」
いろいろ悔しいですよね(笑)
これからリベンジしましょう。
メインステージ「あなたへ」
なんだかんだ、上手くいったのではないでしょうか。
いろいろと困難はありましたが、この曲を(選んで、)演奏できてよかったと思っています。
個人的には、男声ステージのイメージを引きずらずに行けたのが一番良かったです。単純に自分が4ステから本調子になって気分よく歌えただけかもしれませんが(笑)
先生アンコール「Jesus Child」
とにかく楽しくて、「きもてぃー!」というのがすべてです。
「あなたへ」を歌った後だからこその溢れんばかりの幸福感を
指揮者、ピアニスト、歌い手、スタッフ、そしてお客様と、
みんなで共有できたのではないかと、勝手に思っております。
この段階から、既に涙腺は悲鳴を上げはじめ・・・
学指揮アンコール「Abendlied」
この曲は泣きっぱなしで歌えませんでした、はい。
来年は泣かずにすみそうな曲を選びたいと思いました。
まとまっておりませんが、
男声指揮者として迎えた定期演奏会、個人的には反省ばかりですが、全体としては良いものに終わったのではないでしょうか。
打ち上げで飲んだお酒がとても美味しかったので、私はそれだけで満足です。
今日から早速初仕事です。
レセプションで鈴木先生から頂いた、「君たちは若いんだから失敗する権利がある、恐れずにどんどん挑戦していきなさい」というお言葉を励みに、
これから一年、頑張ってまいりたいと思います。
58回定演期男声指揮者
59回定演期学生指揮者←New!
K.F.
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制作:
東京大学コーロ・ソーノ合唱団
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