«男声練（１月２６日）»

　一昨日に引き続き今日も男声練で、「上を向いて歩こう」を練習しました。３回目です。一昨日休んだせいもあってか、ノリノリで歌うはずの主旋律も指揮者や他パートに何度も指摘され・・・。下で支えてくれるだろうベースのためにも責任を持って、表現そして歌のイメージ、感情に注意して歌わないといけないのに、軽い気持ちで練習に望んでいたのかもしれません・・・。

　しかし、テナーの皆さん（僕も含めて？）の難しい表情を見ていると、みんな葛藤を起こしていたと思います。表現・音のことばかり考えると気持ちが飛んでいっちゃったり、イメージを膨らませるとスタッカートや歌の膨らまし方など表現を忘れてしまう。歌いたいように歌えなかったと思います。１００％は勿論のこと、５０％の力も出ていなかったのでは？それは、やはり練習不足から来ていると思います。音は完璧に覚えても、歌の流れ（歌詞や音、表現の流れ）などを把握していないと、そっちに神経がいってしまって、何度も練習するはめに・・・。そうなると指揮者の方も練習の付け方に困るでしょう。

　発声の仕方や、他パートとの和音などを考える前に、まずは自主練習。何度も歌って自分の歌い方の型を確立するのが先決だと思います。基本的なことだと思うのですが。そして、練習の時間に指揮者の指示を受け、テナーとしてある程度まとまった歌を築き、本番までに全体でまとまった歌を作るべきかなと・・・。

　今日の練習はテナーにとっていい刺激になったんじゃないかなと思います。ショックを受けなかった方、いないでしょう？ベースばかり褒められていましたし。ですので、今日指揮者に指摘されたことを復習して、次回こそは「あっ、テナーうまいっすね」と指揮者に言わさせることができるよう頑張っていきましょう！と言いつつも今日何度もテナーの皆さんに指摘されたように、転調のところなど不安なので、練習してきます。ヴォイトレの先生がおっしゃていたように、自分ができないことを、こう皆さんに指摘しておけば未来の自分はきっと練習して上手くなってるはずなので・・・。上手くなってると言っても極めたというわけではないので失敗しても集中攻撃は厳禁ということで、よろしくどうぞです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トップテナー団員；M.I