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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2024
09,21

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2017
09,28
ベースパートリーダーの八谷です!
女声合宿裏で行われた9月13日の男声練について書きます!


(男声練ばっか書いている気がするのは、ブログを書く男声が5人しかいないので、めちゃくちゃ順番が回ってくるからなんだぜ汗)


扱った曲は「終わりのない歌」、表題曲です。

合宿に向けて仕上がりも上がってきたな~という印象でした。(このあと女声合宿に行った技術系が歌わされて撃沈したのはナイショ。)


さーて!練習についてのネタもない()ので、今回はこの組曲の「詩」に着目したいと思います!


ふつう、合唱組曲はひとつの詩集から詩が抜粋されて作られるというパターンが多いのですが、
今回の『終わりのない歌』は、しめて4つの詩集からできております。
以下がその四つの詩集なのですが…

『君のそばで会おう』…1989年、「光よ そして緑」と「君のそばで会おう」の最終部以外に使われている。

『春の野原 満天の星の下』…1992年、「月の夜」の4拍子の部分に使われている。

『そしてまた 波音』…2000年、「月の夜」の3拍子の部分と「終わりのない歌」に使われている。

『やがて今も忘れ去られる』…2006年、「強い感情が僕を襲った」に使われている。


このように年代もバラバラなんですね。「月の夜」に至っては全く異なる詩をドッキングさせていますし…。


考えようでは、作曲家の上田真樹先生が銀色夏生さんの詩の世界を再構成して、新しい世界を作ったとも言えます。

例えば…、
「光よ そして緑」→「月の夜」
日光から月の光への情景変化。

「強い感情が僕を襲った」→「終わりのない歌」
『砂嵐は花束のように甘く僕を抱き締めておいて解き放つ』から『僕を包んで抱き締めたまま歩いてくれるものをください』への流れ

「終わりのない歌」→「君のそばで会おう」
『終わりのない歌をください』の次が『終わってしまった恋がある』


以上は一例ですし、妄想も含んでいますが、相当練られてこの曲の配置になっているのだろうなということがうかがえます。


詩を読んでみると意外な発見がまだまだあるかも!?ぜひぜひ他の銀色夏生さんの著作も読みたい!と思った八谷がお送りしました!
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