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CoroSono Life

東京大学コーロ・ソーノ合唱団のブログです。 各種イベントや日常の練習風景などをお送りいたします。
2025
01,16

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2008
10,31
駒場は若い。

というのも、東大には主に駒場と本郷の2つのキャンパスがあるのですが、ごく単純化して言えば「1、2年生=駒場」、「3、4年生=本郷」なのでありまして、つまり駒場キャンパスには高校生に毛が生えた様なのがゴマンといるってわけなのです。

すでに本郷へと巣立っていった僕にとっては、駒場の若さは少しキツイです。
食堂で何時間でも由無し事をお喋りし続ける者、生協前で何やらダンスを踊る者…キャンパスを行き交う「若者たち」に、妙に気疲れしなけりゃなりません。
だのになぜ歯を食いしばり僕は行くのか?それはもちろん駒場でソーノの練習があるからなのであります。
そんなわけで、ここからやっと本題。

10月29日。この日は駒場で男声練、東女で女声練でした。
男声練は「Spirituals」(いわゆる「黒人霊歌」)の『Let us break bread together』、『Joshua fit the battle of Jericho』を主に練習しました。

『Let us break bread together』では最初の和音合わせから苦戦。(特にわがバリトン。ごめんなさい…!)
「together」しようぜと言ってるのに、さっぱり「together」できない。気持ちが焦ってくると、どうしても喉声になってしまいます。

主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。
(新共同訳「コリントの信徒への手紙一」より)

…という感性とは、離れていくばかり。

さらに詩が「Oh! Lord! Have mercy on me」と移り変わっていっても、歌い方をあまり変えられないのです。とにかく必死でガンガン歌ってしまう。

『Joshua fit the battle of Jericho』は、「セカンド主旋」+「他パートは周りで『Du Du』言ってるだけ」という部分が長いのですが、そこでのセカンドの歌い方に対し「小学生の英語発表会みたいだ」という厳しい批評が…。
解決のため、母音の口の開きを変えるとか、同じ音が続いても単調にしないとか、いくつかの対策が示され、改善が見られました。

思うに、僕たちの歌は「若い」というより、まだまだ「幼い」のだと思います。
冒頭の通り「若い」というのは少々持て余すこともあるけれど、それでもやっぱり輝いています。というか、「駒場は若い」と口にするときの僕には、やっぱりその輝きに対する嫉妬が芽ばえています。
歳を取っても「若い」のは結構。でも、歳を取っても「幼い」というのではやっぱり、ねえ?

というわけで、これから一気に成長を早くして、11月29日には、みずみずしい「若さ」があふれる男声ステージをお届けする予定ですので、乞うご期待です!


総務 T.T
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