2015 |
09,19 |
男声合宿3日目の様子をお届けします。
朝の食事は皆言及している通りビュッフェ形式でした。数量限定なのに枯渇することを知らないパンが人気なようでしたが、僕は朝はご飯派なので一瞥もくれず素通りしました。そしてOCお馴染みの無限に湧いてくるゼリーですが色がヤバかったのでこれも素通りしました。そんな感じで眠い目をこすりながらの朝食は終わりました。
さて、まず朝コマの体発を付けてくれたのは次期ベースパトリ就任予定のひろむ君でした。
合宿最終日ということで皆どこか疲労困憊気味の様子でしたが、前に立った彼は元気につけてくれました。体の筋を伸ばしたり軽い筋トレをやったりして、程よく体を温められたと思います。発声も、基本的なことの確認を中心にやってくれたように思います。合宿のように長いこと沢山歌う時は喉を傷めがちですが、ダメージを少なくするためにも基本に忠実に、正しい発声で歌うように心がけたいですね。
発声の途中ですが、私は一時練習を抜けて山内先生のお迎えに参りました。このお迎えの時の山内先生との会話が男声合宿最大の癒しポイントでしたね笑
ということで、お次は山内先生練です。前日までの先生のレッスンで全ての曲を扱っていたので全体の総まとめといった感じでした。少し残念だったのが、山内先生に疲れを見抜かれて歌う回数を減らして頂いたことでした… 山内先生もそれまでのほぼ全てのコマでレッスンを付けて下さっていたのに、受ける側が目に見えてへばっていてはいけませんね。短い合宿だからこそ、もっと体と喉のコンディションを維持できると良かったなと思いました。とは言え、「歌っているつもり」でピアノ演奏を聞いたり他の人が歌っているのを聞いたりするという練習も、曲の全体像や問題点を把握することができるので有意義ではありました。
昼食・昼寝(最終日は練習部屋で雑魚寝です。僕は他人の寝息や物音がとても気になる派なので全然眠れませんでした)を経て、合宿ラストの昼コマは学生練でした。
まず体発を付けてくれたのは男指揮のおおしば。体操では男声合宿恒例の「虎歩法」をやりました。
「虎歩法」とは、文字通り虎のように歩く運動です。四つん這いになって、右手と左足または左手と右足を同時に前に出して前進します。ポイントは、手足をすぐにドスンと降ろすのではなく、高く上げた手足をゆっくりと同時にソフトランディングさせることです。この「ゆっくり」というのがなかなかきつい。練習部屋を虎歩法で2周したのですが、終わった後は全員ぐったりしていました。練習部屋が狭めで良かった…
虎歩法で全身の運動をした後は、使った筋肉をゆっくりとほぐしていきました。発声はいつもより時間が短めだったので、単音を伸ばす練習など基本的なことを中心に行いましたが、最後のカデンツはいつものとは違い男指揮おおしばのオリジナルのものでした(と言いつつベルギーあたりで似たようなカデンツ見つかったらウケる)。僕は虎歩法の影響で満身創痍だったので後ろで聴いていたのですがオシャレな和音でとても良かったと思います。
次は久々のパト練です。バリトンでは苦手なところ・音が上手くはまらないところを重点的に修正していきました。バリトンは音域的に出しやすいからか、発声が崩れて音が低くなりがちです。跳躍や下降音型などは毎回注意して正確に歌いたいものです。
合わせもやはり合宿の総復習ということで、山内先生レッスンで浮き彫りになった箇所を中心に練習しました。1男二人に指揮を振ってもらったり、自分たちの演奏を録音してその場で聴いてみたりと、普段やらないような合宿ならではの練習ができたように思います。特に、録音を聴いてやはりまだまだ良い演奏には程遠いな、と思いました。今回の男声曲はとても難しいという類の曲ではありませんが、だからこそ「ただ歌っているだけ」にならないよう細かいところまで精度を高めねばなりませんね。男声諸君、定演まで残り2か月半頑張りましょう!!
そして、長いようで短かった合宿の後は打ち上げです!!お馴染みの焼肉食べ放題を堪能しました。僕は結構緑黄色野菜を摂らないと腹痛を催す派なのですが、この日ばかりは野菜1:肉99くらいな感じでした。皆も、合宿の疲れはどこへやら、大いにはしゃいでいましたね。そして、東大の学事暦が変わったせいで翌日から授業でしたが、そんなことには構わず二次会に繰り出したのでした。
byまだ夏休み気分の抜けない総務