«3月1日(日)追いコン＠東女 音に気持ちを乗せろ»

こんにちは。総務の犬(けん)です。

この日はソーノの一大イベント、追いコンが行われました！！

追いコンとは、「追い出しコンパ」の略称で、要は4年生さんの卒業を祝うコンパです。一般に多くのサークル・部活動等でこの手のイベントが行われていると考えられますが、その具体的な内容は様々でしょう。ソーノは合唱サークルということで、「かつて演奏会で歌った想い出の曲をみんなで歌ったあとは、パーティで盛り上が」るということをします(東京大学コーロ・ソーノ合唱団　For a Freshman 2014 より引用)。
では、具体的にどんなことをしたのか、振り返ってみましょう。

4年生さんが在籍していた第58回～第61回定演期に演奏会で歌った曲から珠玉の名曲を20曲弱厳選し歌っていきます。3年生以下は自分がソーノに入る前の曲は知らないわけですが、各自気に入った曲の音を取って4年生さんと一緒に歌うこともできます。私はと言うと、直前まで大学の試験がありあまり余裕がなかったので、自分が演奏会で歌った曲以外は観客として聴いていました。一緒に歌うのも楽しいですが、自分が入る前にソーノで歌われた曲を聴いていると先輩方が歩んできた足跡が感じられるような気がして、これもまた楽しかったです。

しかし、追いコンの楽しみは歌だけではありません。そう、曲の演奏の合間には4年生さん一人一人による感動のラストスピーチがあるのです！抱腹絶倒のトークを披露する方もいれば、紙芝居で4年間の思い出を語ったり、讃美歌の伴奏を始めたり、ラジオ体操を始めたりする方もいるなど、個性的なスピーチ(？)をされる方もいらっしゃったのですが、個人的に印象深かったのは、多くの方が自身を受け入れてくれたソーノや団員の温かさへの感謝の気持ちを口にしていたことです。
誰でも受け入れる温かい居場所であることは、ソーノの良いところだと思います。多くの4年生さんがそのことに触れ感謝を述べていましたが、その4年生さんこそがソーノの持つ温かさを作り出していたのだと思うのです。4年生さんは私たち2年生が1年生の時の執行代で、彼らが作るソーノの温かさに惹かれて私たちは入団を決めました。そして恐らく、彼らもまた同じように感じてソーノに入ったのでしょう。4年でほとんどのメンバーが入れ替わる団体ではありますが、こういった根底にある精神は連綿と受け継がれてきたのです。私も一団員として、そして総務として、この温かさを次世代に受け継いでいきたいと思った次第です。


さて、追いコンはこんな感じで進んでいきました。極めて涙もろい私は、第60回定演の学指揮ステージの名曲、「小さな空」を歌っているときに当時のことを思い出して目頭が熱くなったのですが、卒団される4年生さんを含め皆意外と冷静なので頑張って我慢していました。追いコンは全米大号泣の超感動イベントのはずだろ。
一通り歌とスピーチを終えた後は、サプライズとして後輩一同から4年生さんへ思いを綴った色紙と花束をお贈りしました。私は2年近く休部していた某先輩に手渡したのですが、その先輩の普段のキャラに合わずとても喜んでくれていたのでサプライズをした甲斐がありましたね。
そしてなんと、4年生さんからも歌のサプライズが！信長貴富先生の「それじゃ」という曲で、極めて涙もろい私は、聴きながら4年生さんとの色々な出来事を思い出して目頭が熱くなったのですが、皆意外と冷静なのでg(ry

こうして追いコンは終了。送別会に向かいました。4年生の皆さんとお酒を飲みながら話をするのはこれが最後でしたが、ソーノで現役として活動を続ける方も何人かいらっしゃるためか、どうも本当に最後という感じはあまりしませんでした。とは言え一抹の寂しさを覚えながら、とても楽しい時間を過ごすことができました。私を含め数人は二次会に行きオールまでしたのですが、今日の朝5時に吉祥寺のとある居酒屋を出たソーノ人が20人近くいてさすがにびっくりしました笑　4年生さんの人望の成せる業ですね。

別れの季節、3月は4年生さんとのお別れで幕を開けましたが、来月は遂に4月、出会いの季節ですね。新歓で沢山の1年生をソーノに迎え入れて、4年生さんが築き上げてきたソーノをより良い形で受け継いでいきたいですね！！

それでは、とても長くなりましたがこの辺で。
最後に。4年生の皆さん、ご卒団おめでとうございます！またいつでもソーノに遊びに来てくださいね！


犬総務