«今年もやって参りました新歓合宿ですよ＠岩井海岸(5/3~)»

こんにちは、3年テナーのヤツです。印刷屋(♂)です。

時の流れは早いもので、9時15分に家を出るはずが起きたら9時でした。
当然のように集合時間に遅れました。

遅刻した俺、無常にも去る電車、そしてやってくる津田沼行き。無事に千葉までたどり着けるのか？！

集合時間は当然、時間に余裕を持って設定してあります。合宿委員長に抜かりなし。

千葉駅で毒々ｓ…鮮やかな色のパーカーを着た集団と無事合流できました。
しかしまあ、新入生の多いこと多いこと。数を聞いてみると女声16人、男声10人とのこと。大漁です。
新歓夕食会やコンパで(そしてもちろん普段の練習でも)見覚えのある新入生もちらほら。

後から来た水色の怪しいお兄さんも暖かく輪に入れてくれるソーノ人と新入生。
わいわい喋りながらお菓子を交換しながら寝ながら内房線に揺られること1時間、岩井に到着しました。
(中略)
小池荘に着きました。

荷物を置いて一息ついたらホールに集合。まずは1日目の昼コマです。
新入生と一緒に、体操で電車に座りっぱなしで固まった体をほぐし、発声で声を整えていきます。


このコマでは小さな空と[自主規制]の練習をしました。規制がかかっているのは大人の都合です。
まずは小さな空のパト練から。
パト練ではホール、防音ホール、食堂、和室の４つが使えますが、今回も団内ヒエラルキー最下位のテナーは和室かな…と思っていたらなんと。なななんと10人強の人数で広々としたホールで練習でした。ちなみに新入生はトップは3人、セカンドは0人でした。なんということでしょう

パト練では音をもう一度確認し、強弱についても確認しました。ゆったりした曲ですが決して遅くはなく、忙しいようなイメージを与えてはいけない曲であり、なかなか難しいです。
個人的なイメージですが、この曲は海辺、波なんですよね。

4小節(6小節などの時もありますが)を1単位としてクレッシェンド、デクレッシェンドで囲まれています。これは波が寄せては返すのに似てないかなーと、初めて聴いたときから思っていました。波が寄せては返す海岸で一人、思い出に耽る。
最初のvocaliseの部分(序章？)は思い出を想起している部分。曲が進むにつれ、子供の頃を思い出すにつれ、クレッシェンドデクレッシェンドの間隔が狭くなっていきます。ゆっくりだった記憶の波が次第に近くまで迫ってきている感じ。
次の歌詩の部分は頭に浮かんだ思い出を「ああ、そんなこともあったなあ」と呟く。

そんなイメージです。なので海岸で(少人数で)歌うのにぴったりな曲だと思うんですよね。
春合宿でもそうでしたが海岸に行くたびにみんなでまずこの曲を歌うのは、小異こそあれ同じようなイメージを持ってるからなんじゃないかなーと思いました。曲に対するイメージの共有というのは大切ですよね。

パト練の後はホールで合わせ練です。
「死んだ男の残したものは」や「明日ハ晴レカナ曇リカナ」とは違い(たぶん？)この曲は分かりやすい和音が結構なります。
4パートで和音を確認しながら練習、そして通して歌いました。

お次は秘密のあの曲のパト練。
この曲は他のどの曲よりも和音や進行がわかりやすいですがそれだけにズレると目立ってしまいます。音をしっかり確認しながらパト錬を終え、次は待ちに待った夕食です。
たくさん食べて夜コマと次の日に備えました。

夜コマの曲も残念ながら秘密☆です。
上級生練なのでパト練なしのいきなり合わせ。やっぱりみんな春合宿のことをあんまり忘れかけているのか、ボロが出てきます。ほつれた箇所を集中的に直しつつ、二人しかいなかったBar1として楽しく練習できました。上手くなることも重要ですが、楽しむことは更に重要ですよね^^

夜コマ終わって皆さんお疲れ、就寝……かと思いきや、みんなカルテットの準備に大忙し。ホールは常に売り切れ状態でした(笑)
かく言う自分もカルテットの練習と打ち合わせで2時間以上かけてしまいました(笑)
日付が変わる頃にはみんなお布団の中。

次の日、合宿二日目は8時にご飯。(だったよね…？)
眠い。しかし食べる。
しっかり食べた後はお昼寝タイム…ではなく朝コマ。
今日も朝から歌うべく、しっかり柔軟で体をほぐしていきます。柔軟体操は体の硬い著者にとっては辛いですが、二人組になって補助してもらうことで一人でやるよりも伸ばすことができました。
発声も終えた後は、「○と△のうた」「秘密のあの曲」の練習です(秘密曲が多くてつらい
○と△のうたは終始陽気な曲ですが、その早さに飲まれないように、そしてスタッカートで跳ねるところとlegatoの滑らかなところの区別を上手くつけられるように精進しましょう(自戒)
そして秘密の曲の合わせです。練習ピアニスト(女帝様)が間に合わなかったためピアノ無しでの練習でした。
主旋以外では同音連打が多く、どうしても音が下がりやすく和音が乱れてしまいます。またお経のような歌い方にもならないように気をつけながら全体で合わせました。

と、ここで今回のブログは終わりです。このまま2日目演芸会まで書きたかったんだけどね！！
なんかすごい長々と書いてしまいましたがここまで読んでくれた人はありがとうございます。色々語ってしまいました。恥ずかしい＞＜

それではごきげんよう。

三声Bar1美味しくて楽しい印刷屋
あ、僕はベースではないですよ