«8/6（土） 混声練»

この日は東女で混声練が行われました。

女声も試験期間が終わり、3週間ぶりの混声練。男声は東女に来るのも3週間ぶり。
学指揮による体操・発声もずいぶん久しぶりな気がします。
教室の狭苦しさに、ソーノ人の多さを改めて感じながら、
じっくりと身体を伸ばして合唱モードに戻ってきました。

パート練習は第4ステージ2曲目の「あなた」に着手しました。
拍子は8分の9や8分の12、要は3つずつ数えればいいだけ、のはずですが、
リズムを取るだけでも一苦労。
音も一癖二癖あって、なかなか思うようにはいきません。
テナーパートリーダーの僕も明確なビューを持てないまま、
探り探りで楽譜とにらめっこしていました。
前半の「あなたはあなたに帰るしかない」という「あなた」がh-mollのHの音で、
後半ではそれが前向きにとらえられて、
「あなたこそ／あなたの宇宙／あなたのふるさと」としてH-durの主和音で終わる。
という大まかな作りを確認して、でも細かいところはよく分からないね、
というところでこの日のパート練習は終わりになりました。

合わせ練では、学指揮アンコールの曲を復習してから、
「あなた」の初めの方を歌ってみました。
他のパートと合わせると大分イメージが湧いてはきたものの、
まだあまりピンときていない人が多いようでした。
作曲者が前書きで「混沌から解決へ」と書いている全3曲の曲集の真ん中にあるこの曲は、
時間的にも最も長く、重要な位置づけになることは間違いありません。
慣れていくにつれて、いろいろなコントラストを引き出して、
それぞれの箇所の性格を歌い分けられるようになれば、
この曲の魅力をつかむことができるだろうと思います。

H.I.